こんにちは!Nirvanaの入稿データ作ってます。今週末に入稿してしまいたい…
今回はB6版→A5版の順番で作ろうと思います。通販はB6とA5同時になると思いますので、欲しいという方がいらっしゃったらぼちぼち待っていただけたら…(とはいえお付き合いで買わなきゃ!とかはないので、本当にお気遣いなく)
Nirvanaについては、以前の記事で「(UPしてから)2,3ヶ月後ぐらいに客観視できるはず」と書いていたのですが、結局その後通しで読むことができなくて、今回本にするにあたってようやく全編通して読むことができました。
こんなこと書いたな〜と自分で発見することも多くて、半分他の人が書いたみたいな気持ちで読みました。「美貌の青空」もそうですが、客観視できるようになったことで、以前はエンタメとして小説を出していくことや本にして売ることに複雑な思いがあったけれど、今は自分の中で小説の中に書いた内容を大切にしたいということと、エンタメとして(楽しんで)読んでもらいたいということが両立できるようになったと思います。
何より、読んでくださった方から感想をいただくことで、ようやく自分が書いた小説が自分の元を離れて、「他人に読まれるもの」になっていったなという印象です。
私は感想をいただけると新しい発見があって嬉しいので、できるだけ自分が読んだ他の方の本にも感想を送りたいなと思っています。言語化が難しくて「かわいい」とか抽象的な感想になってしまうこともあるのですが、昔すごく好きな絵描きさんが絵を描くのを辞めてしまった時に「もっと感想を送ったら良かった」と思ったことがあるので、いいなと思ったところを伝える努力は続けていきたいです。
悪ノリすぎるけど面白くなって作っちゃった でも人類愛じゃなくて人間愛かな。
BLというよりヒューマンドラマの方を描きたくて、でもあんまり一般的な需要はないよなあっていつも思います。
あと、最近小説だとどうしても「小説を読む層」にしか届かない、ということに気がついたので、今後は絵本を通して別のアプローチもしていきたいなと思ってます。
話は変わりますが、この間スペースでお話しさせていただいた時に、自分の癖のお話をして「寂しい人が好きなのかも」と思いました。
よく絵について「儚い雰囲気」という感想をいただくことが嬉しくも不思議だったのですが、たぶん自分では「寂しさ」を表現しようとしているのだと思います。明るい寂しさというか、荒野のヒッチハイカーみたいな感じかな? 悪いイメージはなくて、巡礼者とか旅人みたいに一人でどこまでも行ける人が好きです。松尾芭蕉が好きなのも同じ理由かも。
子供の頃、あんまり理解されない気がして自分のことを話したりするのが得意じゃなかったので、そういう寂しさを理解してくれる人がいるといいなって思っていたのが滲み出てるのかもしれないですね。今はそういう自分のことを自分で受け止めてあげられるようになったので、自由な気がしています。
これからもどんどん自分のことを解放していくことができれば、優しいエンタメも作っていけるかな?と、今はそんな気持ちです。
コミティア152受かってましたので6/1行かれる方はよろしくお願いいたします!