
差分です。
文フリありがとうございました。この記事は当日中にアップできるかどうかわかりませんが‥!(5/13追記・無理でした)
文フリって、私のフォロワーさん的には参加される方も少ないしどうなんだろう? と思っていたのですが、さすがに活字が好きな方が集まるのか、コミティアやJ庭と比べても試し読みコーナーで見て/通りすがりに購入してくださる方が割合的には多かったと思います。ここを見ていらっしゃるかは全くわかりませんが、ありがとうございました。男性の方にも手にとっていただけて嬉しかったです。Nirvanaについてはこれで作業は一区切り‥といきたいところですが、A5版を作って通販に出すところまでもう少しがんばります。
それはそうと、文フリで購入させていただいたものが本当によくて、一人頭を抱えてました‥
感想はXにあげるなり個別にお伝えさせていただくにしても、やっぱり私は詩や文章と、その装丁が好きなんだと思いました。自分で作ったものを見ていただくのももちろん嬉しいのですが、他の方の作った素晴らしい創作物を享受して悶えるという瞬間が商業の出版物では最近ないので、同人誌で出会うことができて幸せです。

本を作るにあたり、Nirvanaの表紙は↑のmorning glowにしました。描いている時はくじらさんの曲を聴いていたけど、タイトルはBUMPという謎。だけど描き終わってタイトルをつける段階になってこれはmorning glowだなあと思ったのでした。この曲も24歳ぐらいの時に結構聴いていた気がする。
続きはNirvanaを書いた時の話です。
前回の記事で「美貌の青空は青島が十代で死ななかった場合のIF」というお話をしたのですが、そういう背景もあってDance with strangerを書いた時点では青島はぼんやりした影のような存在というか、現実と非現実の間に存在しているようなイメージでした。なので、このお話を書く際に一番悩んだのは「青島って普段どうやって生きてるのだろう?」ということです。青島に生活感がある感じがしなかったのと、どちらかといえばミステリアスさが売りのキャラクターだと感じていたので、実際の生活を書いてしまうとキャラクターとしての魅力が損なわれるような気もして、青島の人間らしい感情や生活を書くのは私にはハードルが高いと感じていました。
そもそも美貌の青空を書き始めた時点ではこの話は書く予定がなく、まあ書くとしてもトラウマの再演に関する現在の#3の中盤部分のみを1万字ぐらいで書いて、青島のその後については書く必要はないかなあと考えていましたが、それだと仕上がりがだいぶ地獄なのと(それが私が一番書きたかったことなのですが)、美貌の青空への繋がりみたいなものも断絶してしまうので書きたい部分は残しつつ、再構築した形で書くことになりました。そういう中で、「割と普通の子である青島像があってもいいじゃないか」と思うようになっていったのでした。
資本主義的恋愛というか、現代の恋愛って基本的に市場だと感じていて、自由恋愛でも作為恋愛でも「恋愛市場で価値の高い人間を取り合う構図」に組み込まれてしまっているし、現代の人間関係に運命の恋的なものとか、この人でなければいけない唯一無二の関係なんかなくて価値の交換にすぎないよねっていうのが裏テーマだったかもしれません。そういう時代の中にあって本当の愛(っていうと陳腐ですね)を見つけるのはすごく難しいなって思うし、多分ですけど、そういうものを見つけるためにはある程度の時間とか共通の思い出が必要なのかもしれないですね。
実村さんのキャラクターについては何人かの芸術家のエピソードを元に作り上げていく感じになりましたが、一人は過去に抽象写真を多く発表していたゲイの写真家で、恋人をエイズで亡くしてから抽象写真の中に恋人の影を追い続けていた人でした。小説を書いている間、多分実村さんは青島が死んだとしても青島のことをずっと描いてくれるだろうなって思っていました。青島と実村さんは恋人ではなくビジネスパートナーですが、別に関係性の名前によらず、それは一つの愛の形だよねって思ってます。かといって、椿さんと青島の関係性が全て嘘だったというわけではなく、それは人生の中でどこを切り取るかって話なんじゃないでしょうか。人が死んでもその人が最初からいなかったことにはならないのと同じように、関係性が終わったからといって何もなかったことにはならないと思います。なんか毎回同じような話をしている気がしますが、何度でも書き続けます・・・
書こう書こうと思って忘れてたのでひっそり追記‥実村さんが使ってた薬はラッシュ(亜硝酸エステル)です。何の話やねんって感じですが・・まじで違法薬物は使っちゃいけません。

メタ椿さん。