ガニュメデスと水瓶座のこと

土日でイラスト本用のイラストがだいたい終わったので、嬉しくて今まで描けなかったギリシャ神話パロをちょっと描いてました。1日で気軽にお絵描きするのはやっぱり楽しいです。これから印刷所さんを探して、ファイルを作らないとなのでがんばりたい

私がガニュメデスを描きたいなと思ったのは、西洋占星術の水瓶座が好きだからなのですが、今日はちょっとそのことを書いておこうかなと思って書きにきました。

ガニュメデスは現在のトルコにあったとされるトロイアという国の王族で、羊飼いの仕事をしていたところ鷲に変身したゼウスに攫われてゼウスの酌人になるというストーリーがあります。ゼウスはガニュメデスを不老不死にし、水瓶座として星座にしました。

紀元前8世紀の「イリアス」では単に「神々の酌人になった」ということだけが書かれており、そののちにギリシャの文化である少年愛(パイデラスティア)と結びつけられて考えられるようになったそうです。

ローマ侵略後は、ローマに元々あった神話とギリシア神話が結びつけられ、ガニュメデスの物語もローマに継承されていきます。ただし、ラテン語でガニュメデスを表す語であるCatamitusは固有名からやがて普通名詞へと変化し、「男娼少年」「従属的な愛人」を指す蔑称になっており、ギリシャに比べると存在はやや蔑視されていたのかなと思います

一方、水瓶座は「革命」「自由」「個性」「平等」などを表す星座ですが、18世紀に天王星が発見されたことにより意味づけられた経緯があるようです。(水瓶座の支配星は元々は土星ですが、天王星の発見により支配星が天王星になりました)しかしガニュメデスと「革命」「自由」って対局にある概念のような‥と思ったりもしたのですが、ガニュメデスは「ゼウスから不老不死にされた人間」という意味では革命的な存在ですし、「【自由】が何かを知っているのは不自由な人である」という風に考えると、水瓶座の物語にも納得感が出るかもしれません。

私はASC(アセンダント/第一印象・外見的雰囲気・仮面)が水瓶座なのですが、昔から誰とも真に打ち解けられない疎外感を持ったり、そつなくこなすことができなくて悪目立ちしたり、他の人と同じようにできないことに悩むことが多かったと思います。でも、大人になってから水瓶座の概念を知って、「本当の自由には勇気が必要」と割りきることができたので、特に自分の考えていることを発信するときは、水瓶座が私のお守りの星座だったような気がするんです。

創作でもなかなかメインストリームに乗ることができなくて、どうして他の人と同じようにできないんだろう‥と悩むこともあるのですが、嫌われることを恐れて自分の描きたい物語を変えてしまうのは良くないので‥できるところまで頑張ってみようと思います。メインストリームに敬意を表しつつ、自分の考えもそれと同じぐらい大切に扱っていきたい!のでした。

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